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メモ 画面をキャプチャして配信しよう。 キャプチャした後は知らん。 必要なもの Cam Twist 手順 インストールする 起動する 「Step1」の部分で「Desktop」か「Desktop+」を選択今回は「Desktop+」の話をするので「Desktop」のことは知らん 下にある「Select」を押す「Desktop+」はウィンドウを指定できる 「Step2」の部分はエフェクトなので今回どうでもいい command+Pでプレビューを表示 「Step3」の部分で細かい設定をする 「Full Screen」と「Show mouse pointer (simulated)」にチェックを入れると幸せになれる「Show〜」はマウルカーソルの表示切り替えちなみに「Do not scale」は原寸で表示できる あとは配信するサイトで映像設定を「Cam Twist」に設定すればできる、多分
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御坂美琴 HP2 AP4 DP2 召喚コストN2 種族 超能力者 学園都市に七人しかいないLV5の一人。 出典とある魔術の禁書目録 更新者 垣根帝督
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提督 御坂 艦娘 航空巡洋艦 最上(御坂司令部)
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「好きなキャラクターですか?・・・・ええと、御坂美琴。」 概要 バド部の大会中に突然放った迷言。彼女はレベル4ではなくレベル5のようである。 関連項目 LEVEL4
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imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (ここにアップロードした画像ファイル名) 種族:人間 年齢:34歳 性別:男 身長:191cm 体重:88kg 役職:死霊術師 イメージCV:杉田智和 「知らん。知らんから興味もないし用事もない。どいてくれ」 レベル:66 属性:闇 筋力:C 技量:B 耐久力:B 魔力:A 素早さ:C 持久力:S 知性:A 判断力:A 協調性:E 運:C 戦闘スタイル:死霊術を使って大量のアンデッドを使役する他、近接戦闘も行える。 設定 死神のようなコートにドクロの仮面をつけ、黒い棺桶を背負った男。 各地の戦場跡などに現れては、死体や霊魂を集めている。 単純に死霊術のためか、あるいは何か別に目的があるのかは黙して語らないため不明。 死霊術師、魔術師として杖を使用するが、死霊術師としてよりも近接戦闘を行っていた過去があるようで、近接戦闘にはシャベルを剣や斧のようにして扱う。 自身の戦闘の補助のために複数の魔導器を使用しているが、特に以下の3つが多く利用している。 偽善の灯火:単純な明かり、火元以外に、死霊術の触媒に使用する霊魂や死体などを回収するために使用。 罪科の鎖:直接攻撃の他、制御の難しいアンデッドをこれでつなぎ、直接操作する際に使用。また、捕縛した相手に炎の術式を送り込むなどにも使っている。 墓守の孤独:死霊術に必要な触媒をこれに保管していて、必要に応じて必要量を取り出して使役している他、椅子にしたり頑丈さを利用して盾や鈍器としても使用している。 関係者 小ネタ 名前の元ネタはバ◯オハザード6のベグウナツという敵。 ベグ【ナウ】ツと読み違えていたが、こっちのほうがかっこいいよね?(知らんがな 創作者 ダンタリオン平賀
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御坂美琴 ステータス コードネーム:超電磁砲 クラス 装備 建国暦: 深蒼 ヒャダルコ 雷龍 ウィザウチュナイ インストール LOOP PRIDE 首領蜂 紹介 建国メモ用に作成。カンストするまでほぼ放置っぽい国です。 (自筆)
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登録日:2012/05/18(金) 06 33 40 更新日:2022/02/13 Sun 14 29 08NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Cat_Chamber わっかんねー プロ雀士 全てがわっかんねー 咲-Saki- 天然 扇子 日本代表 松岡由貴 横浜市 着物 知らんし! 神奈川県 萌え袖 袖口プラプラ 解説 ←真面目に仕事しろ←以外と解説ではまともな部類 迫りくる怒涛の火力 阿知賀編 雀士 三尋木咏とは、えーっと…… わっかんねー すべてがわっかんねー △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 三尋木咏 登録日:2012/05/18(金) 06 33 40 更新日:2022/02/13 Sun 14 29 08NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Cat_Chamber わっかんねー プロ雀士 全てがわっかんねー 咲-Saki- 天然 扇子 日本代表 松岡由貴 横浜市 着物 知らんし! 神奈川県 萌え袖 袖口プラプラ 解説 ←真面目に仕事しろ←以外と解説ではまともな部類 迫りくる怒涛の火力 阿知賀編 雀士 いや、知らんし △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- 存じ上げぬ 三尋木咏(みひろぎ うた)は、『咲-Saki-』阿知賀編に登場したキャラ。 CV 松岡由貴 全国大会の実況・解説を担うプロ雀士の一人。横浜出身の24歳。 ブカブカ和服と扇子がトレードマークで、口癖として事あるごとに「わっかんねー」「いや知らんし」を連発する。 そして、可愛い…凄い可愛いのだ! 外見的な特徴は小豆色の着物と扇子 袖口はブカブカで垂れ下がってはいるがそこが良い! ちなみに身長145cm、体重37kgというロリ体型。 現実と照らし合わせると11歳女児の平均(146.7cm、38.8kg)に近い。犯罪臭がするが24歳。 あまりに投げやりな口癖からは真面目に解説をしていないようにも思えるが、実のところそんな事はない。 松実玄の極端なドラ偏りや園城寺怜の一順先を見透す能力をかなり早い段階で看破していた。実はめちゃくちゃわかってる人。 これは過去戦の牌譜を読み込んでいた仕事熱心さもあるが、自身の高レベルな実力に起因するものも大きいと思われる。 雑誌 「ウィークリー麻雀トゥデイ」の企画「最強雀士特集」で表紙を飾っているシーン、プロ麻雀チップスでの肩書「迫りくる怒涛の火力」など、プロの中でも上位レベルであると思われる描写が多い。 小鍛治健夜プロとの対決が待ち遠しい限り。 …などといっていたら、日本代表の先鋒を務めていることが発覚。ふつうにトッププロだった。 プロリーグでは首位打点王とゴールドハンド賞(ゴールデングラブ賞のようなものだろうか)を獲る程の圧倒的な火力で、チームを優勝に導いたという。 咲日和「大人の巻 4」に登場。 新レパートリー「存じ上げぬ」を手に入れていた。 名言・迷台詞 「知らんし」 「わっかんねー全てがわっかんねー」 「いや、知らんけど」 「彼女は阿知賀のドラゴンロードだ!」 「うわ、またドラ5とか」 「きっちりだったなぁ」 なお、彼女によれば、 解説中にカツ丼をかっこむ人 唐突に歌い出す人 ペットのハヤブサを持ち込む人 がプロで解説をしてる人の中にいるらしい。 「途中から嘘」なんだが。 カツ丼かっこむ上高校生二人にドヤ顔したり天江衣にぼろ負けしたり上埜さんに振り回されるプロは確かにいるけど…歌う人、いるの? 追記?修正?全てがわっかんねー △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 常人に近い目線で説明してくれるあたり、すこやんみたいに理解を超えた怪物じゃなくて常人の最高峰ってイメージだな -- 名無しさん (2014-01-21 16 55 36) トッププロって常人いるのかな… -- 名無しさん (2014-01-21 17 19 10) 健夜と比べての印象ね -- 名無しさん (2014-01-21 17 26 50) カツ丼さんdisられすぎワロタ -- 名無しさん (2014-03-15 01 14 14) たぶんゴールドハンド賞って、年間ツモ上がり一位とかそんなんだろうな。対になるのが戒能プロの持つシルバーシューター賞(おそらく年間ロン上がり一位)だと思う -- 名無しさん (2015-04-15 16 37 22) 実はすこやんより麻雀歴長いんだよね。 -- 名無しさん (2015-06-26 22 19 44) すこやんは短時間でトップに立って他をまったく寄せ付けない怪物だから…(震え声) 人間の背比べにゴジラ出しちゃいかん -- 名無しさん (2015-06-26 22 23 34) 知識も経験もあって分析したり努力もするタイプの人だからね -- 名無しさん (2015-06-27 19 22 11) 途中送信してしまった。すこやんとかの魔物とは違う人間の最高峰って感じがあってそこが魅力な気がする -- 名無しさん (2015-06-27 19 24 50) 高校生でも充分通用する若さがある -- 名無しさん (2016-01-16 21 16 39) ↑2 すこやんは魔物だけど、多分咏ちゃんも十分怪物だろう。強いて言うなら宮永照に対しての荒川憩って感じ。 -- 名無しさん (2016-07-16 20 14 41) わけわからん豪運とまだわかる豪運があって、うたたそは後者という印象。衣や咲みたいなのが前者、セーラみたいなのが後者。 -- 名無しさん (2019-05-24 02 58 40) 名前 コメント
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――――ラジオ局 咏「さーて今週も『それいけCatchamber』の時間だよ。知らんけど」 咏「パーソナリティは私三尋木咏。アシスタントにもはや恒例の京ちゃんだよー」 京太郎「お願いします!咏さん、今日はゲストの方が居らっしゃるんですよね!」 咏「そうそう、ゲストはこちら、瑞原はやりプロ!」 はやり「はーい、瑞原はやりです!よろしくおねがいしまーす」 京太郎「この間はラジオでお世話になりました」 はやり「いやいや、結構好評だったんだよー?」 咏「京ちゃんはなんか知らんけど異様にラジオ出演多いよねぃ」 京太郎「はは、宇宙の意志が俺にそうさせてるんですよ……」キリ 咏「まじめな顔して何言ってるんだか。じゃあ今日もいってみよ。知らんけど」 京太郎「ってスタッフの方々、急になんですか?え、俺に新しい台本ですって?」 京太郎「はぁ、分かりました。俺がタイトルコールすればいいんですね。ごほん」 京太郎「京ちゃんを落とせ!女子プロに読んでもらおうのコーナー!」 咏「」ブーッ はやり「」ブーッ 京太郎「ってなんすかこれぇ!?」 カンペ「後で謝るからとりあえず続けて!」 京太郎「わかりましたよ!説明続ければいいんでしょ!?」 京太郎「えー、なになに?このコーナーではお便りに書いてある台詞を咏さんとはやりさんがそれぞれ読んでどちらがより可愛かったかを京ちゃんに判定してもらおうというコーナーです」 京太郎「単純な演技力だけじゃなく、いい台詞を引く運も必要になります。だそうです」 京太郎「え、俺が判定するんですか?」 咏「す、スタッフあとで覚えてろ……」ボソボソ はやり「どうしてゲスト出演でこんなことに……」ボソボソ 京太郎「さて、お二人の台詞が決定した模様です」 咏「え、私こんなの読むん?うがー、わっかんねー!」 はやり「確かに『牌のおねえさん』ではあるけど……これはちょっと///」 京太郎「なんだか様子がおかしいですね。2人共ハズレを引いてしまったんでしょうか」 カンペ「じゃあ咏さんからお願いします!」 咏「うえぇ、私からかよ……どうなっても知らんからな!」 咏「えー、ごほん」 ――咳払いをした咏さんは、ラジオの収録だというのに一旦席を立ち、こっちを向いて駆け寄ってきて 咏「お風呂にする?ご飯にする?それともわ・た・し?」カァッ などとチラチラこっちを伺いながら言い放ったのだった。 京太郎「ごはぁっ!?」 京太郎「な、なんですかこの破壊力は……」 咏「わ、私にここまでさせたんだから選ばないとどうなるか……、わっかんねーよ///?」 はやり「じゃあ次ははやりの番ですね!負けませんよ!」 京太郎「なんでソコでやる気を出すんですか!?」 はやり「女の意地ってやつだね!ごほん!」 ――同じく咳払いをしたはやりさんは、やっぱり席をたってこっちに向かってくる。これラジオ収録ですよ? そして、机の上に片膝を立てて座り、見事なそのオモチを反対側の手で持ち上げるようにしながら俺を見てこう言い放った。 はやり「うふふ、お姉さんが色々教えてア・ゲ・ル」ホホソメ 京太郎「うぐぅっ!?」 京太郎「はやりさんもなんて破壊力……」 はやり「その、すごく恥ずかしかったです///」 京太郎「これはあまりにも甲乙つけがたい……決めなければいけないのか!?」 京太郎「……決まりました」 咏「」ゴクリ はやり「」ゴクリ 京太郎「最初に言っておきます。どちらも非常に素晴らしい演技でした。台詞の魅力を十二分に引き出していたと思います」 京太郎「だからこそ非常に悩みました……。できることならどっちも勝ち、それでいいじゃないかとも」 京太郎「でもこれは勝負ということなので、泣く泣く勝敗を付けさせていただきました。今回の勝者は――」 京太郎「瑞原はやりさんです!」 咏「そ、そんな……わっかんねー」ガックリ はやり「や、やったー!やりました!」ワーイ 京太郎「って、このコーナーで時間使い切ってるじゃないですか!」 京太郎「咏さん、コールお願いします!」 咏「は?うん。それでは今週はここまで、来週もやるかは知らんけど、またねー。はぁ」 ―――― 京太郎「お疲れ様でしたー」 はやり「お疲れ様でした」 咏「お疲れぃ」 はやり「ラジオ楽しかったです!また呼んでくださいね!それじゃあはやりは失礼します!」
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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある実家の入浴剤 そんなこんなで、美琴の上条家訪問が決まったのであった。 舞台を始めに戻そう。 全身に悪寒を覚えながら、上条は目を覚ます。なんだか背中が痛かったのだが それも当然、台所の床で意識を失っていたのである。見ようによっては玄関先 に倒れていたとも言えるわけで、身体の芯から冷たくなっているのがわかった。 腕をさすりながらリビングを見ると、美琴はカーペットに座りテレビを見て いた。上条が同じように卓に着いてやっと気が付いたのか、美琴はみかんを つまむ指を止める。 「あ、起きたんだ。今からそんな寝てたら夜眠れないんじゃない?」 「つか、気絶してたんだけどな」 「人の柔肌見といてその程度で済んでるのが幸運なのよ」 「いや、見たというより見させられたって言った方が正しいような……」 「う、うるさい人を露出狂みたいに言うな! アンタが悪いんじゃないのよ!」 あれで俺が悪いなら台風吹いただけで留置所行きじゃねえか、と上条は思う のだが口には出さない 「ていうかアンタは何よ、私の裸を見といてその被害者面は! なんでそんな 損したみたいな顔してんのよ! 見ない方がマシだったっての!?」 「なにそのいきなり究極の2択!? そりゃお前上条さんだって健全な男子 高校生なんだからちょっとは興味が、いやいや! 男・紳士・上条当麻はそんな イヤらしいこと考えません! 誘惑になんて負けません!」 「誘惑ってあんたノリノリで襲う気なんじゃないの! 感心して信用しかけて いた私の心を返せ!」 「テメーの言い方が悪いんだろうが!! そもそもなんだそのちょっぴり見ら れたいみたいな言い方は。得した気持ちでいろってのか!?」 「わ、わ、私はそんなの一言も言ってない――って、ぎゃああ! 目が、目があっ」 勢い余ってみかんの粒を握り潰してしまった美琴は、果汁が目に入りカーペットを 転げ回った。美琴のいきなりの奇行(不可抗力だが)にびっくりして言葉を失った 上条は、「あれ、なんだかデジャブだぞこれ」と頭をひねる。 あれはもはや遠い夏の日……。宿題。デート。 「そうだ、ホットドッグ。マスタードだ」 上条がそう言った瞬間、びくんと美琴は上条に背を向けた状態で動かなくなり、 そしてぶるぶると震え始める。美琴なりに上条の言葉には忘れたいというか 忘れがたいというかそういう記憶があって、思い起こした過去はバチバチと 電気に変換される。 「ニャアぁぁァァァァ!!!」 おめでとう! みこと は でんげきねこ に しんかした! 「うおおおおお!!」 全然めでたくねえぇぇ! と自分の抱いた感想にセルフ突っ込みをしつつ、 上条はBボタンよろしく右手を振りかざす。一〇万ボルトどころじゃないものが 室内で暴発するところだったが、事態は未然に防がれた。せいぜい衝撃でテレビが 一瞬映像を映さなくなって、眠っていたはずのスフィンクスがあまりのことに 毛を逆立たてまま警戒態勢を抜け出せないでいるくらいだ。 ところでインデックスは上条が目覚めてからこの瞬間までずっと眠りこけた ままである。かつて聖人やらルーンの魔術士から逃げおおせたのが疑わしいほどの ぐっすり具合だった。 「……」 「……」 そして、無言が続く。 「あの、御坂さん? いったい何が引き金でこんなことになったのかさっぱり 理解できないんだけどとにかくスミマセンでした!」 「……」 まだ、美琴は黙っている。対する上条は涙目である。美琴の背中に手を置いたまま、 なんだか意味のわからない気まずさに頭がぐわんぐわんと回っている。「くそ、 早く誰かこの幻想をぶち殺してくれ!」などと錯乱気味な思いを抱く程度に。 それから数秒して、美琴はようやく起き上がった。頬が少し上気しているのに加え、 けだるそうに肩を上下させている。上条から目を逸らして、ぼやけた瞳をもてましつつ、 「ごめん。いきなり」 素直だった。 「え? あ、いや……」 むしろ悪いのは自分だったような気すらしてくるのが不思議だった。どう 転んでも理不尽な思いをさせられる上条である。それもこれも美琴が素直な せいだろう。素直すぎる。誤ってイマジンブレイカーで何かをぶち殺してしま ったんじゃないかとまで思われた。 美琴はいそいそとちゃぶ台の前に座り直し、若干抵抗ありげな手付きでみかんに 手を伸ばすと、もそもそ残りを口に運ぶ。テレビからはド派手なアクションシーンの 音響が吐き出されていて、上条は逃げるようにそちらに視線を向ける。 「あれ?」 「ん、どうしたの?」 美琴は気を取り直したのか、いつもの声のトーンで訊いてくる。 「映画がやってるなあ、と」 「そりゃそうよ。週末のこの時間はいつもやってるじゃない」 「ええと、今何時なの?」 と訊きつつ上条はベッド頭上の目覚まし時計に目を凝らした。 「うーん、9時40分ってところかなあ」 「えっと、大丈夫なのお前? 普通に門限過ぎてると思うんだけど」 「いつものことでしょ」 「いや、だいたい毎回これぐらいの時間にはとっくに帰ってんじゃん」 美琴は答えず、俯いて視線を落とした。ちゃぶ台の縁に置かれた彼女の左手が すぼむようにして握り込まれる。よくよく見てみると美琴はずいぶん神妙な顔つきを しており、ただならぬ事情を感じ取った上条は、思わず唾を飲み込む。 美琴はかつて「絶対能力進化」という実験に巻き込まれ、終わりのない絶望を 彷徨ったことがあった。しかも周囲に全く気取らせないまま死地へと赴こうとして、 その姿を見ていた上条だから、彼女のこんな表情には人一倍敏感であろうと努めて いる。いつでもどこでも駆けつけると、決めたのだ。「御坂美琴とその周りの世界を 守る」と、約束した。だから上条は美琴の瞳から逃げない。頬に、決して何も こぼれることがないように、彼女を受け止めてやると決心している。 「あのさ」 「ああ」 「もう、11月だね」 「……そうだな」 「気温もだいぶ下がってきてさ」 「うん」 「だんだん外を歩くのも嫌になるよね」 「うん?」 「おまけにこんな部屋でぬくぬくみかんを食べて……」 「ちょ、ちょっと待て。それじゃお前はあれか、なんか寒そうだし外に出るの イヤだなあ、ってな理由でこんな時間まで長居してたってのか?」 御坂は。ふっ、と上条の瞳に視線を合わせて。 「うん」 「マジかよっ!!」 うっかり両人指し指を美琴に向けるというエキセントリックでヒップホップな ポーズを取りながら叫んでしまう。ついでにいうと美琴はそのリアクションに これといった反応を見せず、上条はなんだかショックだ。 「なんだかすごくシリアスな顔をするから何事かと思ったのに! 口を出たのは そんなくだらない理由かよ! ダメでしょみんなに心配かけちゃ早くおうちに 帰りなさい御坂ちゃん!」 「む、くだらないとはどういうことよ。アンタはこの美琴さんが外の気温で 湯冷めして風邪引いたって良いって言うの?」 「そんなことは言ってないけどここでダラダラしてたって何も変わらないでしょ! 一向に帰れないままになっちゃうでしょ! 何々なんだよ何なんですかこの微妙に 頑なな外に出ない宣言はっ。お前はあれか今日はまだ帰りたくないなあとか 言いながらそっと上着の裾つまんじゃうような初めての恋人なのかコラぁ!」 一息で言い切ってぜーぜー呼吸する上条とは対照的に、美琴は弾かれたように 身体の動きを止めていた。上条の放った様々な単語が原因である。言葉を 取り落とすまいとするように唇に指を当て、美琴は愛おしげに呟く。 「……おとまり」 「え?」 「え」 気のせいか不穏なワードを聞き取った気がする。いやいや相手はあの御坂美琴 である。ビリビリ中学生である。そんなことが起ころうはずもないのは上条自身が 一番よくわかっているのだ。 「ええと――そんなことは言ってないけどここでダラダラしてたって何も 変わらないでしょ! 一向に帰れないままになっちゃうでしょ!」 「……」 「景気よくテイク2を試してみたけどやっぱり全然だめでした! 危険そうな 用語は省いたのにどうして!? と、上条当麻は驚きを禁じえません!」 思わず御坂妹の口調を真似てみた上条だったが、そんな程度でこの場の しんみりとした空気を変えることなどできない。美琴は恥ずかしげに身を 縮こまらせて乙女モード全開であり、しかもそれは彼女が意図してやっているのではなく、 なんとかこのおかしな雰囲気を脱しなければという危機感によって表わされている ものなのだから手の付けようがない。美琴はあくまで精いっぱい今の状況を 打開しようと振る舞っているだけなのである。 というか、本格的にまずいと思う上条である。ここまでしおらしい美琴を 目にしたことはなかった。頬を染め瞳を潤ませ、唇は緊張のためか赤みを 増している。それは化学薬品によって形作ることのできないような天然のメイクだ。 レベル5でもビリビリ中学生でもない、御坂美琴という一人の“女のコ”が、 今、上条当麻の前にいるのである。……それも、けっこう薄着で。 (いやいや待てよ待つのですよ。どうして俺はこんなに焦っている御坂を家に 泊めるぐらいなんだってんだ。そりゃ男と女ですから間違いが起こるかも しれませんけどここにはインデックスだっているんだしそんなこと起こらねえって! ……だけどもさっきの騒ぎでも目を覚まさなかったインデックスさん信用できねええええ!) ようやっと緊急事態であることを理解した上条は、立ち上がる。クローゼットを 開けて、がさがさと中身を探る。 「い、いやー。じゃあ少し早いけど上条さんのコートを出してあげよう! 寒さもまだまだ本格的じゃあないし、これ着て帰ったらぬっくぬくですぞ御坂さん! ……あれえーおかしいなあ。確かこの辺のはずだったんだけどなあ?」 ぶっちゃけ記憶喪失の上条なので、探している場所が正しいのかすら曖昧で ある。確かに一度だけ部屋を点検したことはあったが、自分で仕舞ったわけでも ないのに全ての配置を覚えていようはずもない。 けなげに上条はクローゼットを探索して、ふと、身体が後ろに引っ張られる。 「その、私……え、ええと」 振り返ると、美琴が上条の服の背中の部分をきゅっと掴んで、上目遣いで こちらを見ている。 (おずおずしながらそっと上着の裾つまんじゃうのキタぁ――――!! っていうかこのまま「私まだ帰りたくないの」とか言っちゃいそ―う!) 美琴の台詞を阻止するため、上条はほとんど反射的に身を翻して御坂の肩を 掴む。2秒後、それが逆効果であることを知る。美琴の身体をがっちりホールド した上条は、なんだかいつ何が起きても不思議じゃないような体勢に愕然とした。 「み、みみっミッみっ、御坂さん!」 「はっ、はいィ!」 まっちろけっけになった上条の頭が、最後の言葉を紡ぐ。 「い、一緒にお酒とか、どうでしょう!?」 上条のガードレールをぶち破るほど強引なハンドル捌き。 そうして、御坂美琴は沈黙した。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある実家の入浴剤
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目次 【時事】ニュース地獄戦士魔王 RSS地獄戦士魔王 口コミ地獄戦士魔王 【参考】ブックマーク 関連項目 タグ 最終更新日時 【時事】 ニュース 地獄戦士魔王 『DbD』は知らんが「ドラゴンボール」ならば知っている!『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』はそんな人でも見るとこあります(Game Spark) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース RSS 地獄戦士魔王 『DbD』は知らんが「ドラゴンボール」ならば知っている!『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』はそんな人でも見るとこあります(Game Spark) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 口コミ 地獄戦士魔王 #bf 【参考】 ブックマーク サイト名 関連度 備考 Wikipedia ★★ 関連項目 項目名 関連度 備考 参考/苅部誠 ★★★★ 作者 参考/週刊少年ジャンプ ★★★ 漫画掲載誌 参考/ジャンプ・コミックス ★★★ レーベル 参考/野獣 ★★★★ 登場人物 タグ 作品 最終更新日時 2012-12-27 冒頭へ